卓上ののぼりというと、飲食店やスーパーまたはおまつりなど、屋外でのイベントで活用する販売促進のツールというイメージがあります。しかし、意外にオフィスでも卓上タイプは活用できます。
まず大企業の受付に設置するケースです。入り口から受付まで距離がある場合、のぼりを受付に設置することによって、一番先に赴く場所が明確にわかります。また入り口が近くても、複数のカウンターがある場合などには、来客時に重宝するでしょう。
市役所などの官公庁のカウンターに設置することも効果的です。入り口には見取り図が掲示されている施設がほとんどですが、卓上タイプを設置すると一目瞭然どこがなんの窓口か分かります。高齢者が利用するであろうケースを想定して、分かりやすいデザインにするとさらに便利です。
オフィスでのぼりを利用するメリット
スーパーや飲食店においては、販売を促進するという明確な目的のある卓上のぼりですが、オフィスにも設置するメリットもいくつかあります。
一つ目は、来客時に窓口を明確化するということです。窓口を明確にすることでその後の案内がスムーズになります。どこに行けばよいか迷う時間も減り、迅速な取次ができる窓口をアピールすることで、双方の時間のロスを最小限に抑えることが可能になります。
二つ目は企業や官公庁のイメージアップを促進するということです。企業ロゴや経営理念、スローガンをデザインすることで、認知度のアップにもつながります。具体的な商品アピールをしなくても、無意識下に企業のイメージや印象を良くしようという意図があります。
オフィスで活躍するのぼりのデザイン
様々な用途で利用されている卓上のぼりですが、オフィスで使用する場合、飲食店やスーパーなどで利用される販売促進のものとはアピールするコンセプトが違います。
販売促進のものはいかにして消費者の目に留まり、商品を購入してもらうかを目的としています。商品の写真やイラストをデザインし、購買意欲を引き出そうとします。一方企業や官公庁でアピールするものは、分かりやすさやイメージアップのものが主になります。来訪者が分かりやすい文字や色で、案内などの表示をすることが大切です。生地の色と文字の色は、対称色の使用がおすすめです。企業のイメージカラーなどがある場合は宣伝周知も兼ねて利用するのも方法の一つです。清潔感のあるデザインでイメージアップを図りましょう。